(未)経済学部志望理由テーマ別 面接質問事例
ここでは東京大学経済学部の推薦入試の受験者が経験した面接の質問を志望理由テーマ別にまとめています。東京経済学部の二次試験の特徴として、分間の面接と 分間の口頭試問試験を課し、受験者の志への態度と論理的思考力の両方を測ろうとしていることが挙げられます。東京経済学部の教授がどのような質問を通して志願者の思考法、価値判断を見ているのかを知ることで、それを自分のケースに置き換えて対策することができるので参考になるでしょう。
面接の質問事例①「貧富の格差是正(男子・東京都)」
聞かれた質問
将来のビジョンは。
好きな経営者は。
どんな高校か。
成績について、数学は得意か。
なぜ知のプロフェッショナルになりたいのか。
なぜ東大か。
面接の質問事例②「不登校生に元気を与えたい(男子)」
聞かれた質問
頭に残ってる本3冊は。
部屋の割り当ての問題。
無駄の定義 無駄がない部屋の割り当てとはどんな状況か
簿記を勉強し始めた、続けた理由はなにか。
面接の質問事例③「貧富の格差是正(男子)」
聞かれた質問
志望理由はなにか。
地域間格差について問題意識はなにか。
なぜ経済学部か。
ほかに経済学的なことで興味あることは何か。貨幣についての本を読んだりしてるか。
今までに読んだ本について。
その中で最も印象に残ってる本はなにか。
それをお金で買いますか。
口頭試問
数学 部屋分けの問題。
4人で4部屋を無駄なく分けられるか。
統計 。
英語。
面接の質問事例④「スタートアップ技術系ベンチャー(男子)」
聞かれた質問
東京大学を志望した理由は何ですか。3分程度で。
色々活動していますけど、そうした活動を踏まえて何で経済学部で、経済学部でどのようなことを活かして行きたいか説明して下さい。
スタートアップエコシステムの何が1番の問題点だと思うか。
起業家の数と質は結果であって、では本当の原因は何か。
政府のやつはなにか。
何をするべきだと思うか。
東大の何が問題点か。
あなた自身は大学で何かしたりはしないのか。
口頭試問
プリント(需要供給曲線 漁師 蜘蛛の巣型についての文章を5分間で読んで質問に答える。需要曲線供給曲線の傾きの違いによって起きる現象の説明。)
あなたはこのスティックのりのセールスマンです。英語で1分で説明してください。
将来はどう考えてるのか。
尊敬するVCとかいるか。
なんで経済学部なのか。スタートアップなら技術系ベンチャーとかだから他の学部とかでも良くないか。他に興味のある分野ないのか。
重回帰分析はどうやって知ったのか。
SFCとかでも良いのではないか。何で東大なのか。
欠点は何か
分析
9時集合の予定だったのですが、最初の人が呼ばれたのはそれから30分後くらいだったと思います。とにかく待ち時間がだいぶ長く感じられました。2列に分かれてそれぞれ席に座って待っていました。経営系と数理系で分かれていたと思います。面接時間は経営系の方が10分程度長くて40分くらいかなという感じでした。僕以外の5人が全員女子だったのでビビりました。私服&キャリアバッグの子もいたので服装とかはラフで良いのかなーと。私語/食事/電子機器使用は禁止。飲んだり、本を読んだり、何か書いたりするのはオッケーでした。トイレに行くときは待合室にいる係りの人に声をかけないといけませんでした。怖そうな人はいましたが実際には全然怖くありませんでした。面接官は3人、多分時間としては30-40分だと思いますがきちんと把握していません。面接全体の雰囲気としては圧迫でもなく軽すぎずもなく、ちょうど良い緊張感を持ちつつも和やかな雰囲気でした。
質問にはおおむねきちんと答えられたと思います。経済学の研究/学習と東大在学中に起こしたいアクションの双方をバランスよく伝えることができましたし、エコシステムに関しての熱意も考えられる原因も言えたと思います。
1つ目の口頭試問に関しては、2つ説明しなければいけないグラブのうち一つ目は上手く説明できました。しかし二つ目の方は始めの説明では上手く答えられず、その後面接官からヒントをもらってからきちんと答えることができました。
2つ目の口頭試問というかのりのやつは意図が理解できなくて焦りました。もっと上手くセールスマンっぽいプレゼンが出来たかなと思いましたが、1つ目も2つ目も両方終わった後に「上手く出来てたけどこういうの今までに見たこと/やったことあるの?」って聞かれたので、出来栄えはまずまず良かったのかなと思います。
あとはセンターですね。まあ志望理由が教授に刺さってて、なぜ東大なのか、なぜ経済学部なのかがきちんと共感を示してもらえたのならば受かるし、そうでなかったら受からないかなという感じです。全力は出し尽くしました。満足です。センター頑張ります。
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